脱毛の仕組みを徹底解説!知るともっと効果的にツルスベ肌へ
私の脱毛知識を誰よりもわかりやすく説明して
コスパよくツルスベ肌になれる近道のアドバイスをします!
このブログはEuropean Academy of Dermatology and Venereology
という臨床皮膚科学を中心にした学会で発表された論文に基づいて
お話ししています。
難しいですが読んでみたい方はリンク先で読んでみてください。↑
長いですが最後までお付き合いください。
最後まで読んでいただければ
新人脱毛エステティシャンぐらいの知識はつきますよ~
それではさっそく
レーザーや光脱毛の仕組みを簡単に「畑」と「草」を使った例えでお話しします。
まずこちらの図の毛乳頭を見てください。
この毛乳頭が毛の元なのです。
この毛乳頭は種に置き換えてイメージしてください。
毛は畑に生えている草のようなものだと考えてください。
脱毛のレーザーや光は、その草の根元(毛乳頭)を「焼く」イメージです。
これにより、草(毛)が育たなくなります。
草の根っこが元気だと再び草が生えてくるので、脱毛を何度か繰り返す必要があるんです。
後で説明しますが、これを毛の毛周期と言います。
つまり、脱毛は畑から草を永久に取り除くために、
根っこを少しずつ弱らせていく作業と考えてください。
レーザーや光を当てると草(毛)が生えてこなくなる理由は、
光やレーザーが草(毛)の根元にある「毛乳頭」にダメージを与えるからです。
毛乳頭は、草(毛)を生やすための工場のようなものです。
毛には「メラニン」という色素が含まれていて、このメラニンが光やレーザーを吸収します。
吸収されたエネルギーが熱に変わり、毛乳頭に強いダメージを与えることで、
草(毛)を作る機能が弱まったり、完全に止まってしまうのです。
例えるなら、草を育てる土に高熱を与えて、
その土の中の種が二度と芽を出さないようにする感じです。
これにより、毛が生えてこなくなるのです。
では、こう考えてみましょう。
毛乳頭を「種」に例えます。
普通の草の種は、雨や日光を受けるとどんどん育って草になります。
でも、もしその種を「焼いてしまう」と、種がダメージを受けて草が育たなくなりますよね。
レーザーや光を当てることで、毛乳頭という種が焼かれてしまい、
もうそこから草(毛)が生えてこなくなるのです。
これが脱毛の仕組みです。
毛周期って何?あなたの脱毛効果を左右する毛のサイクルとは
次に毛周期を畑と作物の例で説明してみましょう。
まずは図を見てください。
毛を作物に、毛が生えている部分を畑に例えると、
毛周期は作物の成長サイクルのようなものです。
1. 成長期(作物が育つ時期): 畑に種をまいて、作物がどんどん育つ時期です。
この時期に作物が一番活発に成長し、しっかり根を張ります。
毛にとっての成長期は、毛が伸び続ける時期です。
2. 退行期(作物が成長を止める時期): 作物が大きく育ちきった後、
成長が止まり、収穫準備に入る時期です。
毛にとっては、毛乳頭がだんだんと休む準備を始める時期で、毛の成長が止まります。
3. 休止期(畑が休む時期): 作物を収穫した後の畑のように、しばらく何も育たない時期です。
この時期、毛は抜け落ち、新しい毛が生える準備が進んでいます。
そして、畑がまた次の作物を育て始めるのと同じように、
毛乳頭もまた新しい毛を育てるサイクルが始まります。
このように、毛周期は畑で作物が育つサイクルと似ていて、
成長→収穫→休止のサイクルを繰り返していると考えてください。
もうおわかりですよね。そうです!!
やみくもに脱毛屋さんに通ってても効率良く抜けてくれないのです!
部位ごとの毛周期と毛の本数が脱毛成功のカギ!
これを知っておくだけで効率よく脱毛できます!
毛周期は部位ごとに違うと言われています。
下の部位ごとの毛周期の表を見てください。※個人差はあります。
部位 | 成長期 | 休止期 |
顔(ひげ・眉毛等も含む) | 4~5ヵ月 | 約1ヵ月 |
頭髪 | 2~6年 | 約3~4ヵ月 |
ワキ | 4~5ヵ月 | 約3ヵ月 |
腕 | 4~5ヵ月 | 約3ヵ月 |
脚 | 4~5ヵ月 | 約3~6ヵ月 |
ビキニライン | 1~1.5年 | 約3~6ヵ月 |
体幹(背中・腹部など) | 6ヵ月~1年 | 約3ヵ月~6ヵ月 |
毛周期は身体の部位によって異なりますが、
代表的な部位ごとの毛周期を簡単にまとめた一覧表です。
この表では、成長期の長さが毛が伸び続ける期間で、
休止期は毛が抜けた後、新しい毛が生えてくるまでの期間を示しています。
部位によって、毛周期の長さやタイミングが異なるため、
脱毛の効果が現れる時期や必要な回数も変わるのがわかります。
次に部位ごとの毛穴の本数と成長期に生えてる毛の本数の表です。
※個人差はあります。
部位 | 毛穴の数(推定) | 成長期の毛の本数(推定) |
頭皮 | 約10万個 | 約2万本 |
顔(全体) | 約20万個 | 約4万本 |
ひげ(男性のアゴ部分) | 約3万~5万個 | 約6千~1万本 |
ワキ | 約2万個 | 約4,000本 |
腕 | 約5万~6万個 | 約1万本~1万2,000本 |
脚 | 約10万個 | 約2万本 |
ビキニライン | 数千個~1万個 | 約200本~2000本 |
胸部 | 約5万個~6万個 | 約1万本~1万2,000本 |
背中 | 約5万個~6万個 | 約1万本~1万2,000本 |
身体の部位別で成長期にある毛の本数は個人差が大きく、
正確な数字を示すのは難しいですが、一般的な推定値を示しています。
また人の毛穴の総数は20万個前後。
性別の違いや身体の大きさなどによって毛穴の数が多きく異なるということはない
と言われています。
これらの数値は平均的なものです。
毛周期の長さや成長期の割合は
毛の本数はその部位の毛穴の数に対して約20%が成長
以上のことから、部位によって、毛周期の長さやタイミングが異なるため、
脱毛の効
では肝心の効果的に脱毛をするにはどうしたら良いか?
次の章でわかりやすく説明したいと思います。
なぜ毛が抜けない?脱毛の効果を最大化にするポイント
毛がなかなか抜けない理由を、
またまた家庭での草取り作業に例えて説明します。
1. 毛周期のタイミング
草の成長段階
草取りをする時、
草が育ちきっていない段階で作業をしても、完全に根っこが取れず、
またすぐに生えてくることがあります。
毛も同じで、成長期以外の段階で脱毛しても、
しっかりと根っこが取れずに残ります。
2. 照射エネルギーが不十分
草取り道具の切れ味が悪い
草取りに使う道の切れ味が悪いと、
草の根っこまでしっかり掘り出せず、草が残ってしまいます。
レーザーや光が不十分だと、毛乳頭まで効果が届かず、
毛が抜けないのと同じです。
3. 脱毛機器や技術の問題
壊れた草取り機
草取り機が壊れていたり、使い方が不適切だと、
草の根っこをきれいに取り除けません。
同様に、脱毛機器や技術が適切でないと、
毛乳頭をしっかりと処理できません。
4. 皮膚や毛の個人差
地面の違い
一部の庭の地面が硬いと、
草の根が深くて取り除きにくいのと似て、
皮膚の厚さや深さ、毛乳頭の位置によって、
脱毛効果が得られにくくなります。
5. 肌や毛の反応の遅れ
草取り後の時間
草取りをしてもすぐには見た目に変化がなくても、
しばらくすると草が枯れていくのと同じように、
脱毛後も毛が抜けるまでに時間がかかります。
6.不適切なアフターケア
草取り後の手入れ不足
草取り後に手入れをせず、
草が再生する環境を放置すると、また草は抜けきれません。
乾燥した土は硬く草もスルッと抜けませんよね。
水分を含んだ土はフカフカで草もスルッと抜けます。
でも乾燥すると抜けきれなかった毛が
埋没毛になって残ってしまいます。
ですから脱毛後の適切な保湿をするのが重要なんですね。
7. 脱毛回数が不足している
一度の草取りでは不十分
一度草取りをしても、全ての草を取り切るには複数回の作業が必要です。
脱毛も同様に、1回だけではすべての毛乳頭が処理しきれず、複数回の施術が必要です。
このように、草取りの作業を例にして、脱毛の過程や問題点を考えると、より理解しやすくなります。
脱毛する時の痛み、どう対処する?医療脱毛とエステサロンの違い
では次に痛みの問題です。
これはみなさん脱毛は痛いって認識はあると思います。
・医療クリニックは痛い!けど抜ける
・美容サロンは少し痛いか全く痛くない!けど抜けり抜けなかったり
・家庭用脱毛器は痛くない!あんまり抜けない
ザックリですが認識としては
このように思われてる方が多数だと思います。
間違えてはいませんが、間違えてたりもするので
その辺のことを詳しく説明します。
痛みの有無と脱毛の効果は必ずしも直結しませんが、
痛みの度合いは以下の点に関連しています。
痛みと脱毛効果の関係性
1. 痛みとエネルギー出力の関係
高いエネルギー出力
レーザーや光のエネルギーが高いほど、毛根に与える熱の量が増し、
効果が高くなりますが、同時に痛みも強く感じることがあります。
低いエネルギー出力
痛みが少ない場合、エネルギー出力が低い可能性があり、
毛根へのダメージが十分でないため、効果が薄くなることがありますが、
肌への負担は少ないです。
2. 個人の痛みの感じ方
痛みの感じ方は個人差がある
痛みの感じ方には個人差があり、
同じエネルギー出力でも痛みの感じ方は人によって異なります。
痛みが少ないからといって必ずしも効果がないわけではありません。
3. 施術の技術と設定
技術や機器の設定
脱毛機器の設定や施術者の技術によっても
痛みの感じ方が変わることがあります。
適切に設定された機器であれば、
痛みを最小限に抑えつつ効果を得ることが可能です。
4. ケアと対策
冷却機能や麻酔クリーム
施術前に冷却機能や麻酔クリームを使用することで、
痛みを軽減しつつ効果的な脱毛を行うことができます。
これにより、痛みが少ない状態でも十分な効果が得られます。
麻酔クリームをすると火傷の可能性があると言われたと
最近よく聞きますが麻酔クリームで火傷はしません!
※ドクターに確認済み
私の見解ですが
麻酔クリームを塗ると効き目がでるまで
塗ってから時間をおかないといけないため
(30分~1時間程度)
クリニックのベッド数やお客様の回転数に負担が出るために
言ってるのではないでしょうか。
そんなクリニックは信用できないと
私個人は思います。
5.結論
痛みがあるから効果が高いとは限らず、
痛みが少ないから効果がないとも限りません。
適切なエネルギー設定と技術、個人の痛みの感じ方を考慮しながら、
痛みを最小限に抑えることが大事です。
専門知識を持った人に脱毛してもらいましょう!
脱毛照射エネルギーの判断方法
脱毛の出力エネルギーの判断方法を、
またまた草取りの作業に例えて説明します。
例え: 草取りの力加減
1. 地面の硬さを調べる
地面が柔らかい(簡単な脱毛部位)
地面が柔らかい場合は、
あまり力を入れなくても草の根がスムーズに取れます。
脱毛でも、例えば顔や腕のような毛が細くて柔らかい部分では、
比較的低いエネルギー設定で効果が出ることがあります。
地面が硬い(難しい脱毛部位)
地面が硬い場合は、
より強い力を加えないと根っこがしっかり取れません。
脱毛でも、例えば背中や太もものような毛が太くて密集している部分では、
比較的高いエネルギー設定が必要になることがあります。
逆に
黒いTシャツとかを着てると
太陽熱の吸収率が高くなるのと同じで
太くて毛が密集してるようなら
最初のうちは低エネルギーでも十分に毛乳頭まで熱は伝わり
高いエネルギーで照射する必要もないです。
2. 土壌の種類を理解する
サンド(土壌がやわらかい)
サンドのような柔らかい土壌は、少ない力で草を取りやすいです。
これに対して、脱毛で柔らかい毛や薄い毛には、
エネルギーを抑えた設定でも効果が得られることがあります。
クレイ(土壌が硬い)
クレイのような硬い土壌は、
もっと強い力で掘り出さないといけません。
脱毛で硬い毛や深い毛根には、より強いエネルギーが必要です。
3. 使う道具を選ぶ
適切な草取り道具
草取りに最適な道具を使うことで、
適切な力加減で効率よく草を取り除けます。
脱毛でも、適切なエネルギー設定を持つ機器を選ぶことで、
効果的に毛根にダメージを与えることができます。
痛いほど毛は抜ける? 照射出力設定はどうなってるの?
痛みと脱毛の効果を例えで説明すると、以下のようになります。
例え:草取りの作業
1.痛みがある場合
強い力で草取りをする
草取り作業をする際、強い力で根っこを掘り出そうとすると、
地面がゴリゴリと音を立て、手にも力が入ります。
このとき、草の根っこがしっかりと掘り出される可能性が高いですが、
手や体に力が入るため、力の入れ具合が痛みとして感じられることがあります。
2.痛みがない場合
優しく草取りをする
草取りを優しく行うと、手や体に感じる力の圧力が少なく、
痛みは感じにくいですが、草の根っこが完全に掘り出せないこともあります。
このため、草が残ってしまうことがあります。
では実際の脱毛するときの照射について少し説明します。
強いエネルギー出力(強い力)
高いエネルギー出力で毛乳頭を焼くと、
より確実に毛乳頭にダメージを与えることができますが、
その過程で痛みを感じることがあります。
低いエネルギー出力(優しい力)
痛みを感じにくくするためにエネルギーを低く設定すると、
毛乳頭へのダメージが少なくなることがありますが、
その分脱毛の効果が薄くなることもあります。
1. 初回設定
脱毛機器の設定は、肌の反応や毛の状態を見ながら調整します。
初回は低めの出力から始め、肌の反応を確認します。
2. 出力調整
効果を確認しながらエネルギーを徐々に調整して最適な設定を見つけます。
例えば、痛みの感じ方や毛の反応を基に、
エネルギーを高くするか低くするかを決定します。
3. 専門家の判断
脱毛の専門家が、肌質や毛質に応じて最適な設定を見つけるのが重要です。
草取りと同じように、経験と専門知識が必要です。
このように、脱毛の出力エネルギーの判断は、草取りの力加減と似ており、
対象となる部位や状態に応じて適切な設定を見つけることが重要です。
まとめ
草取り作業と同じように、
痛みが強いからといって必ずしも完全に草が抜けるわけではなく、
痛みが少ないからといって全く草が抜けないわけでもありません。
適切な力加減(エネルギー出力)で、草取りが確実にできるように、
脱毛も適切な設定で効果を最大限に引き出すことが大切です。
どこの医療クリニックや脱毛サロンが良いかを探すのではなく
しっかりと指導しているクリニックやサロン
または専門知識や技術を持っている人を探すのが
脱毛をやる上でもっとも効果が出て大切なことだと思います。
結局脱毛迷子はどうすればいいの?どこに行く?
長々とお付合いありがとうございました。
脱毛して早くツルツルになりたい!
と、思っている方は沢山いるかと思いますが
脱毛の知識を得て脱毛することが
早くツルツルになる近道なのです!!!!
もう一度言いますが
やみくもに照射しても減りますが
回数は増え、お金もかかってきます。
この毛周期のサイクルを理解できれば
最大限の効果を出せるタイミングで行けばいいのです!
でも、これから始める方は
・医療クリニック?
・美容サロン?
・家庭用脱毛器?
何をしたらいいわけ~~~ってなりますよね。
次回のブログでは
脱毛する際のマシンと痛みと硬毛化の関係性に
ついてお話しをしたいと思います。
今回のこのブログを読んで
ふむふむ、なるほど・・・
と思われた方は
契約はしなくとも
一度大手の医療クリニックに行って
カウンセリングだけ受けて帰ってきるのもありです!
カウンセリングだけして帰ってくるのはちょっと・・・
と、思われるかもしれませんが
結構カウンセリングだけして帰られる方はいますよ!
恥ずかしがる必要はまったくありません
カウンセリングに行って
どんどん質問してみましょう。
このブログから得た知識を利用し
知らないふりして聞いてみてください。
しっかりと答えられるクリニックやサロンでしたら
安心して、まず問題はないでしょう。
言葉に詰まったり、しどろもどろになるようでは
言うまでもありませんね。やめましょう。
何軒か大手クリニックのカウンセリング受けると
違いがわかると思うのでおすすめです!
次回お話しする「脱毛マシンと痛み硬毛化」について
これも脱毛する際に
とても重要で知っていてほしいお話しです。